3月19日(月)、20日(火)に公開される予定の映画「明日のきみへ~幸せのスケジュールより~」に出演した長谷川奈央に、今回の映画が決まるまでのエピソード、役作りや見所、撮影秘話を聞いた。
今回の映画は手話の映画という事で、とても難しかったです。この話をいただいたとき、実は何役になるかはまだ決まっていなくて、半年間のレッスンを通して役を決めるというシビアなものでした。なので、死に物狂いで演技の勉強や手話の勉強をしました。
今回やることになったのは「玲奈」という役者を目指している女の子の役で、同じ事務所で今回一緒に出演している梅崎快人君の彼女の役でした。
「玲奈」という子は、本来の私とはどちらかというと似ておらず、ものをはっきり言う気の強い子だなという台本を読んだ時に感じました。自分の性格に近くないこともあり、役づくりは本当に大変でした。しかし、役者を目指しているという設定だったので、そこから役の理解を深めていったのを覚えています。
撮影の中で苦労したことは、手話をしながら劇をすることでした。手話の独特のリズム感や2種類の手話を使い分けながら演技をするところなど、手話映画ならではの難しさがありました。
今回の映画を撮ってくださったのは立川晋輔監督です。監督はとにかく優しくて、固くなりがちな私を優しくほぐしてくださり、自然な演技を引き出してくださる方でした。
5月公開予定の「さらば青春。されど青春。」という映画にも私は出演させていただいているのですが、この映画で過去の映画より自然な演技に取り組めたのは、立川晋輔監督のご指導あってだと思っています。
撮影秘話といっていいのかわかりませんが、同じ事務所の梅崎君の彼女役という事で、同棲しているという設定のシーンがありました。このシーンの時、梅崎君が最初ガチガチで笑ってしまったのが秘話ですかね(笑)。
私が考える今回の映画の魅力は、「幸せって自分の中にある。」「幸せとは私が決めるものだ」ということでした。歌えるから幸せ、耳が聞こえるから幸せなど、自分の持っている世界の中で人は自分の幸せを決めているけれど、貴人との出会いであったり、人との関係の中で変わっていく自分もいる。本当の幸せは自分で見つけていくことが出来るという事を伝えられる映画になっていると思います。
自己限定を外してチャレンジしていこう。幸せを見つけていこうと思える映画になっておりますので、是非皆様劇場にお越しください!待ってます!
「明日のきみへ」?幸せのスケジュールより?
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